ヒルズのサイエンス・ダイエットは猫に良い?悪い?成分解析!口コミ評判

猫

ヒルズのサイエンス・ダイエット。
今では、キャットフードとして定着していますね。

キトン用、成猫用、高齢猫用と、すべてのライフステージに対応。
また、避妊・去勢猫用、室内飼い用、肥満猫用など、バリエーションも豊富。
味は、チキンとまぐろの2種類。

アマゾンレビューをみると、高評価の口コミが多いのも特徴です。

サイエンスダイエット 猫

この人気のサイエンス・ダイエットは、猫にとっていいフードなのか?
わるいフードなのか?
安全性に問題はないか?
食いつきは?

成分を解析しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ヒルズのサイエンスダイエットの特長

サイエンスダイエット キャットフード

ヒルズのサイエンス・ダイエットの開発の歴史をみると、獣医師マーク・モーリス氏の愛犬が腎臓病になったことがきっかけで、フードの開発がはじまっています。

[st-kaiwa6]元々は、犬の食事療法食としてスタートしたペットフードーブランドなのね。[/st-kaiwa6]

↓ペットショップで販売されているヒルズのプリスクリプション・ダイエットシリーズ。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準を満たしています。

サイエンスダイエット 評判

市販のキャットフードには珍しく、サイエンス・ダイエットには、100%満足保証が用意されています。
品質に満足いかなければ、購入30日以内であれば返金してくれます。

[st-kaiwa6]返品送料は購入者負担。
でも、こういう保証制度は評価したいわ。[/st-kaiwa6]

 

サイエンスダイエットの成分を解析

今回は、ヒルズのサイエンス・ダイエットのなかで、人気の「アダルト チキン 成猫用」をピックアップして解析します。

猫 サイエンスダイエット

原材料

トリ肉(チキン、ターキー)、小麦、トウモロコシ、動物性油脂、コーングルテン、米、チキンエキス、ビートパルプ、魚油、乳酸、ミネラル類(ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

[st-kaiwa6]↑赤色の文字で書いてある原材料は、かさましとして利用されています。[/st-kaiwa6]

成分

たんぱく質30.0%以上、
脂質18.0%以上、
粗繊維2.5%以下、
灰分7.5%以下、
水分6.0%以下、
カルシウム0.45%以上、
リン0.35%以上、
タウリン0.19%以上、
ビタミンE525IU/kg以上、
ビタミンC90mg/kg以上

[st-kaiwa5]たんぱく質は30%以上。栄養バランスもよく、総合栄養食としての基準を満たしています。 [/st-kaiwa5]
価格
1,366円(1,8kg)※Amazonでの価格
1kgあたりの価格 約758円
生産国 チェコ(アメリカで研究開発され、ヨーロッパで生産。)
4Dミート ◎(未使用)
酸化防止剤 ◯(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
着色料 ◎(未使用)
穀物 ×トウモロコシ小麦
添加物 ×(ビートパルプ)

悪い点として、サイエンス・ダイエットのキャットフードには、穀物とビートパルプが含まれます。
個体差はあると思いますが、下痢になる猫ちゃんもいると予想できます。

 

サイエンス・ダイエット。原材料・成分表の評価は△。

サイエンスダイエットの主原料は素材そのものの鶏肉(チキン・ターキー)。
しかし、それ以降に続くのが、『とうもろこし・米・コーングルテン・小麦』など、猫の消化に不安のある穀物が使われています。

穀物(とうもろこし・コーングルテン・米・小麦)は、猫は通常口にしません。
猫ちゃんの中には、穀物でアレルギー反応を起こしてしまう子もいます。

また、ミール系だけでなく、◯◯エキスと記載されている原材料の多くは、何が入っているか分かりません。
サイエンスダイエットには、チキンエキスが使用されていますので、キャットフードとしては極力避けた方が無難という評価になります。

サイエンス・ダイエットは、「優れた栄養バランス」「米国の獣医師が自分のペットのために選ぶNO1」とPRしていますが、猫ちゃんにとって理想的な食事とは言えず、評価は△です。

 

サイエンスダイエットキャットフードの口コミ評判(twitter)

[st-kaiwa6]twitterで、サイエンスダイエットの口コミを調べると、個体差はあるものの、まずまずの評価といった感じ。[/st-kaiwa6]

 

サイエンスダイエットの口コミ評判(amazon)

栄養面では申し分なし。小粒好みのおキャット様、ゆっくりよく噛んで食べるおキャット様にはおすすめです。
うちの猫の食いつきも良かったのですが…。粒が小さいため、早食い猫が噛まずに丸呑みしてしまうことがありました。そして食後に水をガブ飲み→お腹の中でカリカリが膨張→リバース という事態が何度か起きたため、

 

我が家の猫には、粒が大きいようで、残すようになりました。
起きた時に、ご飯を欲しがって後追いすることがなくなり、
また、体調わるい?病院行かなあかん?と心配しました。

 

ニオイがとても強いです。だからなのか、とてもよく食べてくれています。
1匹飼いで量もそんなに食べないので、小分けなのはありがたいところ。
ところで2.8kgを購入しようかと検討していたところ、小分けになっていないことをレビューを拝読して気付きました。危なかった。
2.8kgも小分けにして頂けたら嬉しいです。

 

病院の先生のすすめでこれに。
食いつきは悪く、しょうがなく食べてる感じです。喜んで食べてる感じは全然しません。
が、健康を考えるとこれにして良かったなと思ってます。
サンプルで着色料が入ったもの(値段も安く嬉しそうに食べていましたが)をいただいたことがあったので与えてみたら合わなかったのか、吐いたことがあったので、それ以降着色料を使ったものは一切食べさせていません。
食いつきが悪いことから星を一つ減らしました。

 

我が家の猫はカリカリはどうも好まないようですが、健康に良いのでしょうが、食いつきは悪いです。おいしくないのかな?

[st-kaiwa6]amazonでは、食べやすいという意見と、食べにくいという意見とで、二分していました。食いつきを良くするために、ニオイを強めているのではと不安に思う評判もありました。[/st-kaiwa6]

 

サイエンスダイエットの評価まとめ

悪い評価事項

・穀物が多くて、グレインフリーではない

・匂いが強め

・安全性が不安視されるチキンエキスが含まれる

良い評価

・ミール系の原材料不使用

・着色料、人工保存料不使用

・値段が比較的に安価

まとめると、サイエンスダイエットを猫の主食にして安全だと、自信を持っておすすめすることはできません。

ただし、多くの安価なキャットフードと比較すると、まだマシなレベルといった具合。

良い点として、4Dミートの危険性はなく、着色料も未使用、酸化防止剤も自然素材。
”この価格帯のキャットフードの中では”、ミール系の食材を使用しておらず評価できます。

獣医師さんもおすすめするフードではあるので、プレミアムキャットフードの次の候補として、ピュリナワンかサイエンスダイエットを選ぶ飼い主さんも多いですね。

サイエンスダイエットを主食にする飼い主さんは、猫の様子を見ながら、上手に付き合ってください。

以上、ヒルズのサイエンスダイエットを、原材料から解析しての評価でした。

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