鼻の頭に「チュッ!」と猫がしてくれてことありませんか?
足にスリスリしたり、光悦の表情でクッションをモミモミしたり。
猫の行動には不思議がいっぱい!
だけど、それには深いワケがありました!
そのココロを知れば、猫ちゃんともっと寄り添える関係になれちゃいます。
この記事では「猫の幸せなしぐさ!行動の理由」を解説していきたいと思います。
猫が幸せなときにするしぐさと行動
鼻キッス
「おはよう!」
「今日の調子はどう?」
「私の体調はこんな感じよー」
愛猫に顔を近づけると、鼻の頭に「チュッ!」とキスをしてくれたら、とても可愛くて嬉しいですよね。
実はこの鼻キッスは、「おはよう」や「こんにちは」といった挨拶の一種です。
猫の口の周りにはにおいを出す「臭腺」があります。
そこから出るにおいは、その猫の状態をあらわす情報源となっています。
猫同士が鼻と鼻をくっつけてあいさつしているのは、相手のにおいをかぎ、どんな状態にあるのかを知る、大切なコミュニケーションのひとつです。
人間である飼い主さんへの鼻キッスしてくれる場合は、仲間として認識し、「好きよ」という気持ちを伝えるスキンシップの意味もあります。
スリスリ
「あなたって優しいし、遊んでくれるし、大好き!」
「においたくさんつけちゃおー」
「スリスリ、あなたは私のものよー」
猫はおでこ・口の両脇・あごの下などの顔の周辺と肉球や尻尾などに「臭腺」と呼ばれる自分のにおいを出す器官があります。
顔や尻尾などをこすりつけるように「スリスリ」する行動は、自分のにおいをつけ、「これは私のもの!」と周りに主張するマーキング行動です。
マーキングは「自分が安心できる場所」につけるものです。
人に対して行う場合は、「一生にて安心する!」「大好き!」と言ってくれているのと同じです。
「スリスリ」をしてくれたら、背中やのどあたりを撫でて、においをつけ返してあげることで、「私も大好きだよ!」という気持ちが伝わります。
モミモミ
「温かくて、気持ちよくて、私はとっても幸せー」
「ママのオッパイを思い出すなー」
子猫がおっぱいを飲むとき、母親のお腹を前足で交互に「モミモミ」する行動をします。
「モミモミ」をすることで、母猫の母乳の出がよくなることを本能的に知っているからです。
子猫にとって、母猫の体温やにおいを近くに感じ、お腹もいっぱいになるミルクタイムは至福のひとときです。
大人になっても飼い主さんの膝の上や、布団などにする「モミモミ」は、この子猫時代を思い出す「赤ちゃん返り」の一種です。
満ち足りた幸せな瞬間を過ごしているのですね。
まとめ
猫の「鼻キッス」や「スリスリ」、「モミモミ」はの行動の理由はどうでしたか?
愛猫ちゃんが飼い主さんにこの行動をしていたら、猫ちゃんは幸せな生活を送っている証拠です。
愛情たっぷりで育って、猫ちゃんからも飼い主さんに愛情をたっぷり返しているのですね。
猫は気まぐれでクールな動物と言われますが、ちょっとした仕草で愛情を表現しています。
そんなちょっとした仕草を見逃さずに、愛猫ライフを楽しんでください。
以上、「猫の鼻キッスは愛情の証拠?幸せしぐさと行動のワケ」でした。
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