猫が夜中に興奮して暴れてしまう。
猫の大運動会のはじまりです。
なぜ大運動会が夜に開催されてしまうのでしょうか?
その行動には、猫の本能が関係していました。
今回は猫が夜中に大運動会する理由について解説していきたいと思います。
猫が夜中に大運動会する理由
「夜中になったー!活動開始時間よー!」
「どこかに獲物はいないかしらー!」
「あっちこっち探索タイムよー!」
猫はもともと夜行性の動物です。
夜間や明け方などはハンティングタイムとして、野生の本能が強くなる時間でもあります。
そのため何か獲物がないかとバタバタ走り回ることもあります。
猫の大運動会のはじまりです。
夜中だと、飼い主さんは眠れませんし、マンションなどに住んでいる場合は、下の階に住む方への騒音も気になります。
困ってしまいますよね。
猫の本能をやめさせるのは難しいです。
防音マットをひくなど、騒音対策を万全にした上で、夜あまり遅くない時間にしっかりと遊んであげて満足させるのど対策が有効です。
猫のハンティング
「私は生まれついてのハンターよ!」
「獲物を追いたい気持ちは止められないわ」
「飼い主さんにハンティングを教えてあげたいの」
猫のハンティングは、エサとして獲物を追いかけるだけでなく、狩猟本能を満足させたり、飼い主さんにハンティングの方法を教えるといった目的で行っています。
猫が外に出られる環境だと、飼い主さんが困ってしまうのが、虫や鳥、ねずみなどの戦利品を見せにくる行為です。
つい「何持ってきたの!」と叱ってしまいたくなる飼い主さんも多いでしょう。
ですが、猫は飼い主さんに「どう、すごいでしょ!」と褒めてもらいたく見せています。
それを叱ってしまったら、がっかりしてしまいます。
獲物を持ってきたら「すごいね!よくできたね!」と褒め、猫が見ていないところで処分をしましょう。
袋に入る
「この袋、わたしの体のサイズにピッタシじゃない?」
「もしかしたら獲物がいるかもしれないわ!」
猫は好奇心旺盛な動物です。
袋の中に何が入っているのか、どんな風になっているのか、好奇心が掻き立てられて「入らずにはいられない!」となります。
「なんでそんな狭い場所に!」と思うような、自分の体のサイズを無視した袋や箱に入り込んでいる姿もよく見ます。
体にピッタリな袋や箱は、身を守る鎧のようなものとして「安心する」という理由もあります。
中でリラックスしているときはそっと見守ってあげましょう。
ただし、ビニール袋はついつい噛んで飲み込んでしまい、消化できずに使ってしまう危険性があるので、注意が必要です。
まとめ
猫は今ではペットとして人間に身近な動物になりましたが、元は野生の狩りをする肉食動物でした。
肉食動物としてハンティングをする本能があることがわかると、猫の行動は理解しやすくなります。
猫の大運動会をやめさせることは難しいです。
- 大運動会をしても大丈夫な環境作る
- 夜早いうちにたくさん遊んであげる
- アスレチック要素のあるキャットタワーなどを置く
猫ちゃんがたくさん運動できる環境を作ってあげるのが、お互いにとってHappyになります。
以上、「猫が夜中に大運動会する理由は?ハンティング行動について」でした。
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