【獣医に聞いた】猫が吐いた理由は?食べさせてはいけないもの!

手作りごはん

「猫がキャットフードを吐いたけど、どうしたらいいのかわからない。」
「愛猫に愛情たっぷりの手作りフードを作ってあげたい。」
「猫に食べてはいけないものってなんだろう?」

私の飼っている猫は、キャットフードを吐いてしまうことがあります。

もしかすると、胃腸が弱いのかもしれません。

そんなとき、獣医さんに色々聞いてきたので、まとめてみます。

猫ちゃんには、手作りご飯が理想的

  • 動物性タンパク質がメイン
  • 水分をたっぷり含んでいる
  • 肉類の割合は50%〜80%
  • 野菜と穀類はその残りを等分したくらい

肉の塊

猫は肉食動物です。
食事から肉や魚を抜いて健康を維持することは、困難です。

理由は肉や魚にしか含まれていないアラキドン酸、タウリンが、猫には必要だからです。

そのほかにもビタミンAやビタミンD、ビタミンEなども必須栄養素。
なので、肉だけでなく野菜なども必要になります。

猫は炭水化物の消化力が弱いため、無理して芋や米を食べさせなくても大丈夫です。

以上をふまえて、手作りご飯を作ってあげると、猫ちゃんが食事を吐くこともなくなるでしょう。

猫が食べてはいけないもの

猫が吐く理由として考えられることは、なにか、消化に悪いものを食べたか、食べすぎです。

有害な成分を食べたのか、
消化能力を上回るほど食べすぎてしまったのかは、
分けて考える冷静さが必要です。

例えば人間でも、水を一気に大量に飲めば身体中むくんで死に至ることもあります。

上記を踏まえたうえで、猫ちゃんの身体に良いモノ悪いモノを紹介したいと思います。

ネギ類

ネギ

長ネギ、玉ねぎ、ニラ、にんにくなどです。

これらの食材にはアリルプロピルジスルフィドという成分が入っています。
この成分は猫の赤血球を壊してしまう働きがあります。

赤血球が壊れると身体中に酸素が回らなくなってしまい、重篤化する危険性もあります。

猫が吐いてしまった時は、誤ってネギ類を食べていないか疑ってください。

ほうれん草

ほうれん草

ほうれん草の中に含まれるシュウ酸が結石の原因になるという話があります。
そもそもそんなに沢山の量を食べなければ問題ありませんが。

こちらは、あげすぎには注意をしましょう。

鶏の骨

鶏の骨が刺さって死ぬというのは聞いたことはありません。
猫も野生のときは骨まで食べて、しっかり消化できます。
基本心配しなくて大丈夫です。

魚介類

生の魚介類にはビタミンB1分解酵素があります。
毎日シーフードばかり食べ続けるとよくありませんが、漁港の猫ちゃんでなければ心配不要です。

香辛料

香辛料

猫は香辛料は食べません。
もし食べたとしたら、吐いてしまうか下痢が一過性で起きることがあります。

ナッツ類

ナッツを食べ、一過性の症状がでる猫がいます。
死に至る報告は出ていませんが、誤って与えないように気を付けてください。

チョコレート

チョコレート
チョコレートは沢山の量を食べたら危険です。
そんなに食べることはないらしいですが、猫が吐いたら、間違えて食べていないか確認してください。

生卵

生卵

毎日1個以上食べ続けると、ビオチン欠乏症になる猫もいます。
しかし、卵を食べる猫はいないかと思いますの。

煮干し、海苔

マグネシウムが多いので結石になります。
摂取水分量と肉や魚の摂取量が充分であれば、特に問題はありません。

猫はタンパク質から糖質と脂肪を合成できます。
「食べなくても生きていける」
がいつのまにか
「食べてはいけない」
になっているのがお米や穀物です。

レバー

レバー

レバーはビタミンA過剰症が不安視される食材です。
サプリメントの大量摂取以外、通常の食事では過剰症になることは難しいです。

アワビ、サザエ

光過敏症になるリスクがあります。
なかなか人間でも食べる機会はないと思うので、漁港の猫ちゃん以外は心配不要だと思います。

お茶やコーヒー

カフェインが神経を刺激し、悪影響と言われてます。
万が一、飲んでしまうと、吐いてしまうかもしれませんね。

猫が吐いたら気を付けることまとめ

手作りご飯は薬のように力強いパワーはありませんが、猫ちゃんにとって日々の活力になり、非常に重要な要素です。

ただの栄養補給にとどまらず、飼い主さんからの愛情も、猫に届きますね。

「手作りごはんは厳密な栄養バランスの配合でないといけない」
と思いがちですが、猫には栄養素をある程度融通する調整能力があります。

一つ食材をあげすぎたり、偏り過ぎなければ大丈夫です。

動物性たんぱく質をメインにいろいろな食材で、
愛猫の喜ぶ健康手作りごはんを作ってあげると、猫ちゃんは大満足しますね!

手作りご飯が難しいご家庭におすすめの消化のいいキャットフードは

消化がいいキャットフードとして有名なファインペッツ。

ウチのネコたちは、吐くのがピタリと止まりました。

消化吸収がいいので、ご飯を食べたがるようになり、スクスク元気な子が育ちます。

ファインペッツの消化吸収率は87%と超高率。
一般的な高級フードと比較しても2倍以上の消化吸収率です。 

 

 

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