「猫ちゃんの下痢が続く」
「嘔吐した」
「元気がない」
もしかしたら肝臓病の可能性も
肝臓はキャットフードからとった糖、タンパク質、脂肪をエネルギーに変えたり、貯蔵する臓器です。
安価で粗悪なキャットフードだと、化学物質摂取量が多くなり、肝臓に負担がかかります。
このページは、愛猫の体調が心配な飼い主さんにむけて、肝臓病に効果的な栄養素とキャットフードについて解説していきます。
猫の肝臓病について
肝臓は悪い状態でも症状が出ないこともあり、気づくのが遅くなりがちです。
こんな症状があったら、愛猫ちゃんは肝臓病かもしれません。
- 下痢、嘔吐、便秘の症状がある
- 元気がない
- 出血がある
- 口臭の変化
久しぶりに血液検査をしたら、肝臓の数値が上がっていて発見されることもあります。
黄疸で目が黄色くなったり、腹水によって気づくことも。
早期発見は難しいことから、定期的な健康診断が大切です。
猫の肝臓病のケアの仕方
肝臓に問題が生じたとき、一番重要なことは「肝臓を休ませる」ことです。
具体的には猫に「食べさせすぎない」ことです。
また、猫の肝機能強化のハーブやサプリメントは効果がない場合があります。
肝臓以外の問題で、肝臓の数値が高いときには、ほとんど改善しません。
東洋医学的には肝機能を正常化するには同じ肝臓を食べる「同物同治」という考え方があります。
レバーばかり食べると今度は消化器系等に負担が及ぶかもしれないので、他の食材も加えます。
肝臓病に効果的な栄養素
効果的な栄養素 | 効果 | 含まれる食材 |
タウリン | 肝機能強化 | 貝類、アジ、イカ |
ビタミンE | 血行をよくする | かぼちゃ、コーン、すじこ |
亜鉛 | 肝機能回復効果 | 牡蠣、豚レバー、牛肩ロース |
肝臓は身体の臓器の中で、もっとも再生機能の高い臓器です。
肝細胞の再生には、タンパク質やビタミン、ミネラルが必要で、動物性食材と海藻などが大切です。
栄養素としては、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群、亜鉛、タウリンが重要です。
東洋医学的には、酸性の食材の豚肉がオススメです。
にんじんや卵、おから、スイカ、メロンなどを加え、重症の場合はレバーを追加します。
レバーが多すぎる気がしたら、里芋や大根を追加してみてください。
肝臓病に効果的なキャットフードは?
肝臓病の改善には、以下の3つの必要な栄養素が入ったキャットフードがオススメになります。
- 動物性タンパク質が原材料
- ビタミンEが入っている
- 亜鉛が入っている
飼い主さんは大変ですが、キャットフードの原材料をひとつずつチェックして、猫の様子を見ながら上手に給餌してあげてください。
探す時間がない方は、モグニャンの原材料をいちどチェックしてみてください。
モグニャンの主な原材料は白身魚。
かぼちゃとさつまいもが入っているのでビタミンEたっぷりです。
サツマイモが入っているので食物繊維もたっぷり。
亜鉛もサーモンオイルいりなので、しっかりとれます。
まとめ
猫の肝臓病は症状が見つけにくい病気です。
添加物の入っていない、良質なタンパク質入りのキャットフードをあげて、肝臓の負担を軽くしてあげてください。
定期的な健康診断も重要になりますね。
コメントを残す